【思考ツール『マンダラート』】 ホームランを打つために必要なことを考えてみた(その1)
本日も純球考にご乗車下さいましてありがとうございます。
今回は現在小学校のソフトボールチームに所属している息子が「ホームランを打ちたい!」という目標を口にしたので、親として練習メニューを息子に教えるために『マンダラート』という思考ツールを使って打撃技術のアイデア出しをしてみました。
なお、『マンダラート』についての説明は、私が運営している姉妹ブログの引用記事を張り付けておきます。
↓
私なりに完成させた「ホームランを打ちたい」に関する『マンダラート』は下図の通りです。(内容については正解は無い/私個人の考えということでご容赦ください。)
ボールに当たるまでバットを遠回りさせる |
円運動の大半をボールが当たるまでに費やす |
「後ろを大きく前を小さく」 |
体感を鍛える |
身体の柔軟性を上げる |
バットスイングの円運動のどこが一番速いか調べる |
ヘッドを寝かせる |
捕手側の腕を打つ前にたたむ |
捕手側の腕をボールに当てるイメージを持つ |
バットのグリップ位置を後ろにする |
打つ時にバットとボールの距離をなるべく離す |
バットのヘッドを(ほんの少しだけ)投手側に入れる |
腕だけでなく体、足、腰を自然な動きで回転させる |
バットの回転スピードを速くする |
割りの状態で我慢する |
捕手側の腕の動きを強く意識して両手で打つ |
少しアッパー気味にスイングする |
バットがボールに当たった後は投手側の腕は肩の高さ |
割りの時にバットを目一杯捕手側に引く |
割りを大きくするために投手側の手ではバットを強く握らない |
投手のトップの位置に活きた時に割りを作る |
ボールを当てる瞬間に手首を返す |
身体の回転スピードを速くする |
身体の重心を移動する |
捕手側の肩を少し下げる |
バットがボールに当たる瞬間に両手に力を入れる |
バットがボールに当たった後捕手→投手側に力を移す |
投手側の肩をホームベースにかぶせない |
投手側の肩を開かない |
常にセンター返しを意識する |
打つ時にバットとボールの距離をなるべく離す |
バットの回転スピードを速くする |
少しアッパー気味にスイングする |
外野の守備位置を調べる |
外野手のボールを追う速度を調べる |
打球の角度を考える |
投球から打球までをすべて目で追う |
フェアグランド内にボールを飛ばす |
へその前でバットをボールに当てる |
フェアグランド内にボールを飛ばす |
ホームランを打ちたい(@外野スタンドが無い球場) |
外野の守備位置+外野手がボールを追う速度を上回る |
速いボールを打つ |
外野の守備位置+外野手がボールを追う速度を上回る |
打球の滞空時間をなるべく短くする(ライナー性) |
ライト線レフト線打球にスピンをかけてフェアにする |
バットにボールが当たる瞬間の手の位置が打席の前に |
外角のストライクはカットで対応する |
球種・コースを読んで打てるボールを打つ |
ベース一周を速く走る |
ボールをバットに当てる |
打球にバックスピン(ボール下半分に当てる) |
バットがボールを当てる位置を考える |
高反発バットを使う |
外角のストライクはカットするイメージで対応する |
ピッチング練習を見て球種・コースを把握する |
試合中のピッチングを見て球種・コースを把握する |
ヘッドスライディングでなく足でスライディングする |
腕を大きく振って走る |
正しい足と位置でベースを踏む |
投球に軌道に対しバットのスイング軌道を同じにする |
ストライクゾーンにバットが届くように打席に立つ |
ストライクゾーンを覚える |
得意な球種を理解する |
球種・コースを読んで打てるボールを打つ |
インコース高めに目付をする |
自分で打球を判断する |
ベース一周を速く走る |
ヘルメットをわざと投げて自らアウトにならない |
捕手側の手でボールを掴むイメージでボールを打つ |
ボールをバットに当てる |
打つ時に投手側の肩をベースにかぶせない |
自分が得意なコースを理解する |
得意コースを読まれないようにネクストで素振りする |
試合スコアで球種・コースを把握して伝える |
(3塁)ランナーコーチを見る |
速く走ることができる靴を履く |
腰にゴムを付けるなどして体感型トレーニングをする |
外角低めのストライクはカットする |
内角高めのストライクに目付をする |
身体の回転でボールに当てる |
この『マンダラート』より、現時点で息子がホームランを打つために必要なことが以下の通りであることが分かりました。
【入手したい野球道具】
―速く走れる靴(スパイク)
―高反発バット honmon.hateblo.jp
【前もって理解しておくこと】
―ストライクゾーン
―息子が得意な球種とコース
【技術取得】
―片手(捕手側)・両手を使った打撃練習 ※次回ブログで紹介します
―走塁練習:打球判断、腕を大きく振る、ベースを踏む足と位置、足でスライディングなど
【試合当日】
[本人]
―ネクストでの素振りで自分の好きなコースをばらさない
―ストライクゾーン内の内角高めに目付をする
―ストライクゾーン内の特に外角低めは(得意なコースでなければ)カットする/ファールで繋ぐ
―速いボールを打つ(チェンジアップなどの遅いボールには手を出さない)
[相手チーム]
―相手ピッチャーの球種とコース(投球練習、試合中などで情報を得る)
―外野手の守備位置と走るスピードを確認する
いかがでしたでしょうか。がむしゃらに練習するのも体力作りには必要かとは思いますが、やはり目的をもって練習したいものです。そのためのきっかけとして『マンダラート』による洗い出しは役に立つのではと思います。みなさんも野球・ソフトボールはもちろんアイデア出しの際には『マンダラート』を是非お試しください。
次回は、『マンダラート』で導き出した打撃練習の練習メニューと技術的な注意点について紹介できればと思います。
本日も本ブログを読んでいただきありがとうございました。