【実践中】 キャッチボールメニュー
本日も純球考にご乗車下さいましてありがとうございます。
今回は、キャッチボールのメニューについて考えてみましたので紹介させていただきます。
ちなみに、我がチームでもそうなのですが、キャッチボールは野球の基本ということでキャッチボールにかなり時間を割くチームが多いように思います。
ですが、ある動作の課題達成後にその動作の維持のために一か月間同じ練習をしない、達成までの半分の回数、同じ回数、2倍の回数を練習した群を比べると半分~2倍の回数の練習について動作の維持に差が見られなかったように*1、ある程度の技術をクリアできれば同じ練習の繰り返しである必要はなく、いろいろなバリエーションのキャッチボールをすべきだと私自身は考えています。
そこで、基本的なキャッチボールの技術が備わった選手のためのキャッチボールのメニューを考えましたので紹介します。
1.塁間キャッチボール
いわゆる基本的なキャッチボールです。技術が備わっているとはいえ、準備運動の役目も含め必ずやってほしいメニューです。
2.片足送球キャッチボール
距離は塁間のまま、片足での送球練習を行います。主に内野手が難しいゴロを捕球したあとの送球をイメージした練習です。右投げの人は左足を、左投げの人は右足を浮かせて送球します。
3.塁間よりも長い距離でのキャッチボール
野球・ソフトボールでの送球は速いことが重要であって、ノーバンである必要はありません。そこで、塁間よりも長い距離で速い送球のキャッチボールをしてください。送球側はノーバンに拘らず速いボールを、捕球側はバウンド球の捕球を、それぞれ意識してください。
4.塁間の半分以下の距離でショーバン捕球
バウンド捕球はバウンドの方向が変わる前、つまりショートバウンドで捕球すべきだと考えます。そこで、塁間の半分以下まで距離を縮め、送球側は地面にボールを叩きつけ、捕球側はツーバン目をショーバンで捕球してください。
5.クールダウン
塁間の半分以下の距離のまま、すばやくキャッチ&スローを行いクールダウンを行ってください。
コロナ禍の自粛期間に息子たちにこのメニューを実践させたところ、これまでよりもボールさばきが上手になったように感じました。しかも、飽きることなくキャッチボール練習をしてくれています。
今回は、キャッチボールメニューについて紹介しました。ある程度の技術が身に付いたらバリエーションを加えたメニューを考え、実践することをお勧めします。
今回も本ブログを読んでいただきありがとうございました。