純球考 ~じゅんきゅうこう~

野球・ソフトボール初心者がその競技の「本質」を考え「本物」を紹介する役立ちブログ

【調べてみた】「勝利投手」「敗戦投手」「セーブ」

本日も、純球考にご乗車下さいましてありがとうございます。

 

次は~

「【調べてみた】「勝利投手」「敗戦投手」「セーブ」」

に停まりま~す。

 

 

今回は、野球観戦をしていて実況・解説者が「勝ち投手の権利を得てマウンドを降りました」「この得点で○○投手の負けが無くなりました」などと言っている意味を理解するために、「勝利投手」「敗戦投手」「セーブ」について調べましたので備忘録として記事を残しておきたいと思います。

 

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なお、この記事は以下の人たち向けになります。

  • 「勝利投手」「敗戦投手」「ホールド」「セーブ」の意味を理解したい方
  • 野球・ソフトボールでスコア・記録を付けている方
  • 私のブログ記事が気になる方

 

 

 

では、行ってみましょう。

 

 

 

なお、詳しくは公認野球規則をご参照ください。

 

公認野球規則 2020 Official Baseball Rules

 

 

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勝利投手・敗戦投手

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規則9.17 勝投手・敗投手の決定 ※一部省略

(a)ある投手の任務中、あるいは代打者または代走者と代わって退いた回に、自チームがリードを奪い、しかもそのリードが最後まで保たれた場合、その投手に勝投手の記録が与えられる。

 ただし、次の場合はこの限りではない。

(1)その投手が先発投手で、本条(b)が適用された場合。

(2)本条(c)が適用された場合。

(b)先発投手は、次の回数を完了しなければ勝投手の記録は与えられない。

(1)勝チームの守備が6回以上の試合では5回。

(2)勝チームの守備が5回(6回未満)の試合では4回。

 先発投手が本項を満たさないために救援投手に勝投手の記録が与えられる場合は、救援投手が1人だけであればその投手に、2人以上の救援投手が出場したのであれば、勝利をもたらすのに最も効果的な投球を行なったと記録員が判断した1人の救援投手に、勝投手の記録を与える。

(c)救援投手が少しの間投げただけで、しかもその投球が効果的ではなかったときに、続いて登板した救援投手の中にリードを保つのに十分に効果的な投球をした投手がいた場合は、前者に勝の記録を与えないで、続いて登板した救援投手の中で最も効果的な投球をしたと記録員が判断した投手に勝を与える。

(d)自己の責任による失点が相手チームにリードを許し、相手チームが最後までそのリードを保ったとき、その投手に敗投手の記録を与える。

 

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セーブ

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規則9.19 救援投手のセーブの決定

セーブは、本条規程により、救援投手に与えられる記録である。

次の4項目のすべてを満たした投手には、セーブの記録を与える。

(a)自チームが勝を得た試合の最後を投げ切った投手。

(b)勝投手の記録を得なかった投手。

(c)最低3分の1の投球回が記録された投手。

(d)次の各項目のいずれかに該当する投手。

(1)自チームが3点リードのときに出場して、しかも最低1イニングを投げた場合。

(2)塁上に走者が残されているとき、その走者か、走者および相対する打者、または、走者と相対する打者およびその次打者が得点すれば、タイとなる状況のもとで出場してリードを守り切った場合。

 塁上に走者が残されていないとき、相対する打者か、または、走者と相対する打者およびその次打者が得点すれば、タイとなる状況のもとで出場してリードを守り切った場合。

(3)最低3イニング投球した場合。

 

 

いかがでしたでしょうか。敗戦投手はわかりやすいですが、勝利投手・セーブはわかりにくいですね。(記録員が判断するケースがあるとは?!)

 

 

引き続き野球観戦で分からない単語があれば備忘録として記事にアップしようと思います。

 

本日も、本ブログを読んでいただきありがとうございました。