【教え方】 起源遡り法(ファンタジー有)
本日も、純球考にご乗車下さいましてありがとうございます。
次は~
「【教え方】 起源遡り法(ファンタジー有)」
に停まりま~す。
タイトルだけ見るとなんのこっちゃですが、少しお付き合いください。ガッテンボタンを押したくなるかもしれませんので。。。
要は、モノを教えるときに自分のファンタジーでも良いので教えるモノの起源を遡ってそのモノの本質を理解させようということです。
まだなんのこっちゃかもしれませんが、この記事は以下の人たち向けになります。
- 教えた内容の理解を深めてほしいと考えている指導者など
- 私のブログ記事が気になる方
では、行ってみましょう。
実際に「期限遡り法」で、お手伝いしているソフトボールチームの子供に教えた例をここに示しておきます。
その子供はピッチャーでしたが、セットの時にピッチャープレートを踏むだけでプレートを利用するという発想はありませんでした。
つまり、ピッチャープレートの使い方の基本である軸足でプレートを蹴って力強いボールを投げるということができていませんでした。
そこで、「起源遡り法(ファンタジー有)」の登場です!
どう教えたかと言うと、「なぜピッチャープレートがあると思う?」を深堀していくわけです。
実際に深堀の際にやり取りした私と子供の応酬です。
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私「なぜピッチャープレートがあると思う?」
↓
子「バッテリーの距離の印のため」
私「じゃあ白い線を引けば良いのに、なぜ分厚いプレートを埋めるの?」
↓
子「白い線は消えるけど、プレートを埋めれば消えないから」
私「(ここからファンタジー)多分昔は線を引いていただけだったと思うけど、誰かが水泳でいうプールの壁みたいに足で地面を蹴ったらもっと身体が前に出て速いボールを投げられると考えたんじゃないかな。で、じゃあプレートを埋めてみようと埋めてみたら投球のときにそのプレートを蹴ったたくさんのピッチャーが速いボールを投げられた、ということでプレートを埋めるようになったんじゃないかな。」
私「だから、ボールが速くなると思うのでプレートを使って投げてみようか」
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我ながら良い方法だと思いますがいかがでしょうか。
(ファンタジーが真実ではない可能性があるので、もしかしたら嘘を教えているのではという罪の意識を感じないわけではないですが。。。)
まぁ、目的によっては非常に有効な教え方だと割り切るのも良いかと思いますので、是非参考にしてみてください。
以上、本日も、本ブログを読んでいただきありがとうございました。