【考察】地元チームとクラブチームの棲み分け
どうも、本物しこうです。
今回はクラブチームと地元チームとの棲み分けについて考察したいと思います。
考察のきっかけですが、私が4年間ほどコーチをしている地元のソフトボールチームがここ2年ほど上級生のメンバーが充実しており、いろいろな地域の大会で優勝するようになっており、悪い意味でクラブチーム化している傾向にあります。
具体的には、地元チームなのに(希望者を募ってではありますが)合宿をする、親御さんや子供たちのお揃いのTシャツを購入する等々、チームが強くなったからなのかこれまでには無かったクラブチームのような取り組みがなされています。
私は地元のソフトボールチームに関わっているので野球という切り口で意見すると、
野球が好きでも経済的な理由や技術レベルなどからクラブチームに入りたくても入れない子供たちの受け皿として、地元のソフトボールチームが存在しているのではと考えています。したがって、地元チームがクラブチームのような取り組みをすることで、野球・ソフトボールチームの選択肢が狭くなる、つまり地元の子供たちの野球・ソフトボール人口が少なくなることを危惧しています。
私の考える地元チームとクラブチームの棲み分けは以下の通りです。
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〇地元チーム〇
―地元のために存在
―(全員)参加主義/基本的に最上級生を優先的に試合に出す
―最低限の費用プラス地元からの活動費の補助などによるチーム運営
〇クラブチーム〇
―勝利至上主義/最上級生でも実力が無ければ試合に出られない
―団員からの月謝などでチーム運営
―月謝以外にもユニフォーム以外のチームグッズや遠征費などの費用が掛かる
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チームが強くなるとどうしてもクラブチームの真似事をしたくなると思いますが、私はプロのコーチでもありませんので地元チームの存在意義に拘ってこれからも地域活動をしていきたいと思っています。